据置
 据置とは

据置とは ITmedia

ウィルコムは新変調方式を導入し、最大通信速度を従来の1.6倍に引き上げる。また1xパケット方式(最大32kbps)を料金据え置きで2xパケット方式(最大64kbps)に高速化する。


【参考サイト名】 ITmedia +D モバイル:料金据え置きで通信速度を3倍に――ウィルコム

ウィルコムは新変調方式を導入し、最大通信速度を従来の1.6倍に引き上げる。また1xパケット方式(最大32kbps)を料金据え置きで2xパケット方式(最大64kbps)に高速化する。
ウィルコムは、現在「つなぎ放題[1x]」とウィルコム定額プランのオプション「リアルインターネットプラス[1x]」で提供している1xパケット方式の通信方式を2xパケット方式に変更し、通信速度を最大32kbpsから最大64kbpsへと引き上げる。これに伴う料金の改定はないため、月額料金は据え置きで通信速度のみが速くなる。同社はこの発表に合わせ、料金プランの名称を「つなぎ放題」「リアルインターネットプラス」に変更した。
2月1日から、1xパケット方式の料金で2xパケット方式が利用可能になる。料金はそのままで、速度が2倍に向上する。さらに、後述するW-OAM対応の新端末を利用すれば、W-OAM対応エリアでは速度が1.6倍になり、1xの料金で最大102kbpsでの通信が可能になる。
対応端末は、4xおよび8xパケット方式に対応している機種とデータ通信カード、AIR-EDGE IN搭載の各製品。1xパケット方式での通信にしか対応していない旧機種では、従来通り1xでしか利用できない。新サービスはウィルコムのインターネット接続サービス「PRIN」を利用しているか、ウィルコム経由(音声端末)の場合は2月1日から、そのほかのプロバイダーを利用している場合は4月1日から徐々に開始される予定だ。なお、データ通信カードの場合、識別子を「##61」から「##64」に変更する必要がある。
※これらの端末で「つなぎ放題[1x]」「リアルインターネットプラス[1x]」を利用中のユーザーが対象
また同社は、2月下旬以降、順次高度化PHS通信規格「W-OAM」(WILLCOM Optimized Adaptive Modulation)という名の新変調方式を導入し、データ通信速度を最大1.6倍に引き上げると発表した。こちらも料金は据え置き。ただし、W-OAMは対応基地局と対応データ通信カード間でのみ利用でき、従来のデータ通信カードやW-OAM非対応の基地局では利用できない。
W-OAMに対応した新しいデータ通信カードとしては「AX520N」「AX420N」「AX420S」の3製品が発表された(1月27日の記事参照)。NECインフロンティア製のAX520N(PCカード型)とAX420N(CFカード型)は2月下旬、SII製のAX420S(CFカード型)は3月中旬に発売予定で、価格は未定。
W-OAMに対応した基地局とデータ通信カード間では、8xパケット方式で最大408kbps(現在は256kbps)、4xパケット方式で最大204kbps(現在は128kbps)、2xパケット方式で最大102kbps(当初は64kbps)での通信が可能になる。対応エリアは通信量の多い都市圏から徐々に拡大していく。
W-OAMの導入により、最大通信速度は1.6倍に上昇する。基地局に近く、電波状態が良好な環境では2xで102kbps、4xなら204kbps、8xでは408kbpsでの通信が可能になる。
W-OAMとは、電波の状態に合わせてより高速な変調方式を自動選択する適応変調を用いた技術だ。PHSでは、同時に2ビット分の情報を送信できるQPSKという変調方式を利用しているが、新たに8PSK(同時に3ビット分の情報を送信可能)とBPSK(1ビット分の情報のみ送信可能)という変調方式を組み合わせて利用できるようにする。これにより、電波状態の良好な場所では8PSKを用いてデータ転送速度を向上させられる。そして、ビルの陰や基地局から遠い場所など、電波状態の悪いところではBPSKを用い、速度は落ちるものの通信品質を安定させることが可能になる。

 

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